「LP 制作っていくらかかるの?」— 見積もりサイトを 10 社比較して分かるのは、¥49,800 から ¥2,000,000 以上まで、40 倍の価格差が同じ「LP 制作」という名前で並んでいる事実です。 同じ料理名でコンビニ弁当と料亭が並んでいるようなもので、 価格だけを見ても判断のしようがありません。
本記事は 2026 年 4 月時点の日本市場を対象に、価格帯ごとに 「何が含まれ」「何が外れ」「中小店舗にとっての落とし穴はどこか」 を整理しました。結論から言うと、適正ゾーンは¥100,000 〜 ¥300,000。その理由も後半で明らかにします。
結論: 価格帯は 5 つのレイヤーに分かれる
市場を大きく分けると以下の 5 レンジになります。
- ¥0 〜 ¥30,000: テンプレ流し込み(ココナラ最安帯 / DIY)
- ¥50,000 〜 ¥150,000: 機能付き LP の適正ゾーン(当サービスを含む)
- ¥200,000 〜 ¥500,000: デザイン事務所・法人向け LP
- ¥500,000 〜 ¥1,000,000: 広告代理店込みの運用パッケージ
- ¥1,000,000 以上: 大手代理店・ブランディング込み
中小店舗・サロン・士業の方は、上 2 つのレンジの差を理解するのが最も重要です。
レイヤー 1: ¥0 〜 ¥30,000(DIY / 超廉価)
含まれるもの
- テンプレート 1 ページ、画像・文章は完全に依頼者が用意
- ペライチ・STUDIO・Wix などのノーコードツールで構築
- 納期は 1〜3 日、修正は基本セルフ対応
外れているもの
- フォーム送信の通知連携(LINE / Discord / Slack)
- 業種特有のライティング・コピーディレクション
- モバイル実機確認(PC プレビューのみ)
- SEO 基本設計 / 構造化データ / OG 画像の最適化
- 独自ドメイン設定 / SSL 証明書のサポート
こんな人に向く
「とりあえずネット上に存在を示したい」「無料クーポンを配りたい」など、 集客を目的としない用途なら成立します。 逆に「広告を打って問い合わせを取りたい」には力不足です。
レイヤー 2: ¥50,000 〜 ¥150,000(適正ゾーン)
含まれるもの
- 業種ヒアリング + ライティング(AI 併用 or ライター内製)
- モバイル最適化 + 実機確認
- フォーム送信 + メール / LINE / Discord 通知
- Google Analytics 4 など基本解析
- SEO 基本設計(タイトル / ディスクリプション / 構造化データ)
- 納品後 2〜5 回の修正、7〜30 日間のサポート
外れているもの
- 広告運用代行(別途 ¥30,000〜 / 月)
- ロゴ・名刺など周辺ブランディング(別途 ¥15,000〜)
- 動画・撮影(外注 or 別料金)
どういう会社が多いか
個人事業主・小規模制作会社・AI 併用の新興プレイヤー。 ソロ(あるいは 2〜3 人)で回しているため、 コミュニケーションが直接で意思決定が速いのがメリット。
PiyoLP は ¥49,800〜¥198,000 の 3 プランをこの帯で提供しています。予約・LINE 通知・自動返信まで標準装備で、 追加オプション無しで最短 7 営業日の納品が可能です。
レイヤー 3: ¥200,000 〜 ¥500,000(デザイン事務所)
含まれるもの
- 独自ビジュアルデザイン(テンプレ流用なし)
- 撮影 / イラスト / グラフィック 1〜2 点
- コピーライターによる文章設計
- 実装 + 数回のヒアリング + テスト
中小店舗が注意すべき点
「LP 単体」で ¥300,000 を超える場合、 費用対効果の検証が難しくなります。 広告費と合わせて月 ¥50,000〜¥100,000 回せる体力がない事業者にとっては、 制作費が回収できないリスクが高まります。
デザイン事務所レンジの価値は「ブランドイメージを保有する」ことにあるので、 数年スパンで効いてきます。短期の反応が目的なら レイヤー 2 で十分です。
レイヤー 4: ¥500,000 〜 ¥1,000,000(広告代理店付き)
含まれるもの
- LP 制作 + 広告運用(Meta / Google)の一括契約
- クリエイティブ 4〜10 本 + A/B テスト運用
- 月次レポート + 定例ミーティング
注意点
このレンジは「広告運用代行込み」であることを理解して発注します。 LP 単体の費用は実は ¥200,000〜¥300,000 ほどで、 残りは広告運用手数料(20%が業界相場)とミーティング工数です。
広告費を月 ¥500,000 以上使う事業者には合理的ですが、 月 ¥30,000〜¥100,000 の予算帯では高コストすぎるので、レイヤー 2 の LP + 自前運用 or 運用代行を分離発注する方が安く済みます。
レイヤー 5: ¥1,000,000 以上(大手代理店・ブランディング込み)
ロゴ刷新 / CI 設計 / ブランドガイドライン / LP / 広告運用 / PR まで 一括で依頼する場合の帯。新規開業というよりは、 数年間続いた事業のリブランディングや法人向けの案件です。 中小店舗向けの本記事では対象外です。
よくある誤解: 「安い = 粗悪」は正しくない
2021 年までは確かに ¥30 万以下は品質に不安がありましたが、 2024〜2026 年の AI 併用の普及で構図が変わりました。 今は「実装時間が短縮できる」ので、 同じ品質のものが 1/3 の価格で作れます。 ただし、AI を使っている制作者が品質チェックを怠るとペラペラの LP になるのも事実です。
見極めポイントは AI で作る LP の品質は大丈夫? にまとめました。
適正価格の決まり方: 「機能 × コピー × 品質チェック」
LP 制作の見積もりは、以下 3 要素のボリュームで概ね決まります:
- 機能: フォーム / 予約 / LINE 通知 / 決済 / 複数ステップ等。PiyoLP の 料金シミュレーター でどの機能がどれくらい加算になるか試せます。
- コピー: 業界特有のワードの調査 / ヒアリング時間。 士業・医療系は法規制チェックが必要なため 1〜2 万円上乗せが一般的。
- 品質チェック: Lighthouse / モバイル実機 / クロスブラウザ。2〜3 日分の工数がかかるため、 これを省く業者は安いが、公開後に問題が出やすい。
中小店舗が避けるべき落とし穴 3 つ
- 「月額保守のみで初期費用が激安」型: 初期 ¥0・月 ¥30,000 の 3 年縛り。 結局 ¥108 万。長期で計算すると高い
- 「アクセス解析・広告運用まで全部込み」型: LP 単体の内訳が不透明。 解約時にドメインやデザイン権利が返ってこないケースあり
- 「修正回数無制限」型: 忙しい時期に対応が遅れるリスク。 契約書で修正 SLA が明記されているか要確認
価格別の「発注可否」判定チャート
- 月商 ¥100 万未満 → レイヤー 2 一択。PiyoLP のビジネスプラン帯
- 月商 ¥100〜¥500 万 → レイヤー 2 or 3。ブランドを作りたいなら 3
- 月商 ¥500 万〜 → レイヤー 3 or 4。広告を月 30 万以上使うなら 4
- 月商 ¥2,000 万〜 → レイヤー 4 or 5。ブランディング刷新は 5
まとめ
LP 制作の適正価格は事業規模・目的で大きく変わりますが、中小店舗の「まずは集客用の 1 本」であれば ¥50,000〜¥150,000 のレイヤー 2 が合理的な選択肢です。
PiyoLP もこの帯で提供しており、 業種別サンプル 9 本 と 15 分の仕様シート でイメージと見積もりを確認いただけます。 発注前に迷ったら 無料相談 からご連絡ください。