「GA4、入れてみたけど画面が複雑で何を見ていいかわからない」 — LP制作をお手伝いしている中小店舗のオーナー様から、 毎週のように聞く悩みです。
本記事では、最低限これだけ見ておけば改善が回る5つの指標に絞って解説します。
1. ユーザー数(週次)
見る場所: レポート → ユーザー獲得 → 新規ユーザー数
そのまま「今週、何人が初めてLPを訪問したか」を表します。 広告を出しているなら、広告予算と比べて「1訪問あたり何円か」(CPV)が分かります。
- 目標: 週150〜300人(Meta広告 月¥10,000の典型値)
- 黄色信号: 週50人以下が3週続く → 広告クリエイティブを変えるタイミング
2. 流入元(Source / Medium)
見る場所: レポート → ユーザー獲得 → ユーザー獲得
どこから訪問者が来ているか。典型的な内訳:
- google / organic: Google検索経由 → SEO成功の兆候
- google / cpc: Google広告 → 広告ROI確認に使う
- instagram / referral: Instagramプロフィールリンク経由
- (direct) / (none): 直接URLを打って来た or ブックマーク
広告を出した後、広告経由の訪問者が実際にフォーム送信しているかを確認するのが重要。
3. コンバージョン(CV)数
見る場所: レポート → エンゲージメント → イベント
LPでフォームを送信してくれた件数。PiyoLPで制作したLPには、 あらかじめ contact_submit や spec_submitのイベント計測を組み込んでいます。
- コンバージョン率(CVR)= CV数 ÷ ユーザー数
- 目標: 全訪問の2〜5% が目安(業種で変動)
- 黄色信号: CVR 1% 未満が続く → ファーストビューとフォームを見直し
4. エンゲージメント時間(滞在時間)
見る場所: レポート → ユーザー獲得 → 平均エンゲージメント時間
訪問者がページを読み込んで離脱するまでの時間。 これが短い(10秒未満)と、ファーストビューで離脱されているサイン。
- 目標: 平均1分以上(じっくり読まれている)
- 黄色信号: 30秒以下 → ヘッダーとキャッチコピーを見直し
5. デバイス分布
見る場所: レポート → ユーザー属性 → テクノロジー → デバイス カテゴリ
mobile / desktop / tablet の比率。2026年の中小店舗LPは、 モバイル比率が80%を超えることが普通です。
- モバイル80%超なら、モバイルファーストで改善を進めましょう
- デスクトップ比率が高い業種(B2B、税理士・士業系)もある
月次ルーチン: 30分で終わるチェックリスト
上記の5指標を、毎月1日のルーチンで見るだけで十分です。
- スプレッドシートを開き、前月の数字を転記(3分)
- 前月比・前年比を計算(自動化可)
- もっとも悪化した指標を1つ特定(5分)
- その原因を仮説立て → 翌月の施策を1つ決める(15分)
- カレンダーに「次回チェック日」を登録して終了
LookerStudioでダッシュボード化
GA4の画面が複雑すぎるなら、Looker Studio(旧データポータル)でダッシュボードを作るのがおすすめ。 上記5指標だけのシンプルなビューを1枚作り、ブックマークしておけば、 毎月30秒で状況確認できます。
PiyoLP では、制作したLPに対してLooker Studio ダッシュボードの テンプレートをお渡ししています(月額保守プラン ¥10,000 以上)。
避けるべき罠
- 毎日数字を見ない: 短期の変動に振り回されて判断を誤る。 週次〜月次で十分。
- 指標を増やしすぎる: GA4には数百の指標があるが、 5つ以上見ても改善に直結しない。
- CVR 5% 以上を目指す: 業種や流入元で変動するので、 業界平均を調べずに闇雲に上を目指すと機会損失する。
- GA4 なしで広告運用: これは論外。計測なしでは広告ROIが分からず、 お金の溶かし方が見えない。
まとめ
GA4 は複雑ですが、中小店舗のLP運用で見るべき指標は絞れば5つだけ。ユーザー数 / 流入元 / CV数 / エンゲージメント時間 / デバイスを月1回チェックする習慣をつければ、LPの改善サイクルが回り始めます。
PiyoLPで制作するLPには、GA4 のコンバージョンイベントを最初から組み込んでいます。 GA4 測定IDをいただければ、こちらで設定まで完了してお渡しします。